グラフティアート
僕が住んでるベトナムのサイゴンは、
めちゃくちゃ建設ラッシュで、いたるところで工事をしています。
簡易的な塀がいたるところにあって、
その塀にはたくさんのやんちゃ小僧が
グラフティを描いています。
僕は高校の時に流行った影響で
世界を変えてくれそうなヒップホップが好きになり、
今でも聞いています。
その時はロックを感じたのです。
そして専門学校に上がった僕は
完全に影響されていたのと
絵を描くことを生業にしたかったのとで
必然的にグラフティが好きになり
いろいろ見たりノートに描いたりしていました。
ある夜、その時付き合っていた友達で
今ではアニメーターとして第一線で活躍する友人と
うちの近くの歩道用の誰も通らないトンネルに
グラフティを描きにいきました。
もう本当にただのオタクよりのふたりが
やんちゃな人に憧れて
超田舎の町のいち日に100人も通らない小さいトンネルに
犯罪をしに行ったわけです。
まぁうまくいかず、しかもビクつきながら、
自分たちにはこういうの向いてないねって
いう感じでした。
その後しばらくその落書きは残っていたんですが、
4年後くらいにきれいなペンキが塗られて
もうなにも面影がないです。
今思えば犯罪だし、
良くないことをしたなぁと思いますが、
ばかだったなぁとちょっと笑ってしまいます。
グラフティはアートだのなんだと言う人がいますが、
アートは人に迷惑をかけた時点でもうアートじゃないと僕は思います。
アートは武器を使わない攻撃であり、
アートは言葉より伝わりる表現方法の一つだと思います。
だからみんな町の落書きやめてーとも言えません、
僕もやっちゃったんですから。
でも表現方法としては、ちょっともったいないんです。
それは今おじさんになったぼくなので、わかります。
あんなにうまいグラフティを描く若い子たちに、
もっとかっちょよくて、もったいなくない表現方法を
考えて発信してほしいなぁと、
バイクタクシーの背中で思いました。
写真は僕が描いたクライミングジムの壁画です。
しんご
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