大好きな君へ
君がこれを読む頃、そんなの想像できないけど、
君がこれを読める環境にいるってことは
君がかなり成長したってことだから、
すごく嬉しいです。
君が5歳のころ、
極限まで僕が疲れさせてしまった君の母さんと
君の母さんに疲れてしまった僕は
離れ離れになることを決めました。
君の母さんと僕の問題とはいえ、
今思えば色々なことをあれをしなきゃよかったとか
これをすればよかったとか
めちゃくちゃ出てくるから、
僕の責任も計り知れません。
本当に申し訳ない。
僕はやりたいことができてベトナムに住むことにして、
君は君の母さんと東京に帰ったのが、3ヶ月とちょっと前で、
あと数日で君は東京で小学生になろうというタイミングで、
この手紙を書いています。
僕はやっぱり思うのが、
君の母さんに出会えてよかったということです。
そして
君が産まれてきて本当に良かったと思います。
君のお母さんは、天才だと思います。
僕が好きだった君のお母さんは、
すごく芸術的で、僕より芯がしっかりしていて、
行動力もとてもステキな人でした。
そんな君のお母さんに、
僕はいろいろと求めすぎてたんだと思う。
そして大好きな君と離れることになり、
後悔と反省をたくさんしてきました。
まったく、みっともないお父さんごめんなさい。
僕は中学生のころから、君と同じ母子家庭になって
さんざん君のおじいさん、つまり僕のお父さんを恨みながら生活しました。
だから、君が僕を嫌いになっても、
しょうがないと思ってます。
僕が君にしてあげられることは、
経済的支援だと思うので、
お金を稼いで、君を無理なく生活させてあげたいと思っています。
しかしながら、
僕の仕事も仕事はできているけど、
海外送金とか契約書とかがちょっとうまくいかず、
君の母さんもまだまだ僕の話を聴いてくれないので、
僕は君のために何もできていません。
これは、全部自分で巻いた種だと思ってます。
ごめんね、何もしてあげられなくて。
情けないお父さんでまたまたごめんなさい。
でも、
ひとつだけ言います。
僕は君を忘れたことがありません。
君が今どんな表情で、
どんなことをしているのか、
毎日想像しています。
風邪をひいてないのか、
嫌な奴にやられてないのか、
人間の汚いところばかり見せつけられて人間を嫌いになってないのか、
ドラえもんはまだ好きなのか、
まだヒカキンは好きなのか、
カメラを向けると笑顔になって写ってるのか、
字はうまくかけるようになったのか、
好きな人はできたのか、
お父さんのことを忘れていないのか、
お父さんのせいでお母さんを嫌いになっていないのか、
毎日、想ってます。
僕はそれを思うたび、
どうしても落ち込んでしまう弱い父親です。
でも、
やりたいことをやって生きることを
ちゃんと忘れないで、逃げないで、います。
君の笑顔が本当に好きでした。
君を泣かせることになってしまってたら
なんと悲しいことでしょう。
君の笑顔が、ちゃんと毎日ありますように。
ちょっと離れた国で、
君と君のお母さんを
想ってます。
信じてくれないかも知れないけど、本当だよ。
本当です。
君が名前をつけてくれた猫も一緒だよ。
スローくんです。
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