俺は変わったんじゃなく変えたんだバカ
昨日人と会うために、久しぶりにサイゴンの中心部に赴きました。
僕が住んでるのはサイゴンの中心部から少しだけ離れた、わりと静かな場所なので、土曜日の夜ということも相重なって、かなり人が多くてびびりました。
もともと僕は、他人と付き合うのが苦手で、いつも家で一人で遊んでいた人間でした。
それが、漫画とか、音楽とか、クライミングに出会って、「他人と過ごす」楽しさを知り、いつしか誰かと繋がりたいと思って生きるようになりました。
父親は中学をあがるころ、違う女性と住むためにいなくなったので、僕は母親と猫の小次郎に育てれれたと本気で思ってたりします。
母親はとても優しい人でしたが、自分勝手な僕にいろいろなことを言ってくれました。よく喧嘩をしましたが、概ね放牧して育ててくれました。
しかし、甘えて腐ってつい最近まで、何もしないで生きてきました。
このままじゃいけないと思い、変えようと思いました。
大げさかもしれませんが、僕はまず字を書くことから変えていきました。
最初は力がないミミズみたいな気持ち悪い字を書いていたのですが、見た目を意識した字を練習しました。なんだか変な字になりましたが、今では意識しなくても、丸いんだか四角いんだかわかんない字を書けるようになりました。結構気に入っています。
その後は他人と話したあと、「失敗したなぁ」と思うことを毎日家に持ち帰ってどうすればよかったのかと考えるように生活しました。
その他でも、いろいろなことをやりました。
一人になって、元々無かった自信を、更に失って。
記憶喪失なくらい忘れてることを今色々振り返ると、
ああ。なんかいろいろやってたんだなと思い直します。
そして、僕は少なからず、いい人間にか駄目になったのかはわかりませんが
変わってきました。これは確実に言えます。
人混みの中、色んな人を眺めながら道の端でタバコを吸っていると、
昔ちょっとだけよく聞いてたヒップホップの一節で、「俺は変わったんじゃなく変えたんだバカ」というのを思い出しました。
KOPERUのこのライムが好きでした。
さんざん「変われ」だの「変わったほうがいい」だとたくさん言われました。
上司にも、恋人にも、元奥さんにも。
たしかにそうだし、すごく変わりたかった自分もいます。
でも、そんなことを言われて凹むよりも、そもそも変えるとか変わったとかじゃなくて自分を愛していかないといけないんだと思うようになりました。
とにかく一番いけないのは、自分が自分を愛せないで、
しかもそれに言い訳をして後ろめたい気持ちで生きていくことです。
だからそう言われたら「自分を愛しながら変わります、甘えじゃなく」
って心でつぶやいてやっていけばいいんだよなと思いました。
まだ、John LennonのMerry Christmas and happy new yearの雰囲気のままの街の片隅で
そんなことを思いました。
しんご
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